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ツルハHD/6~11月増収増益、ドミナント強化に不採算店舗の改廃推進

2023年12月19日 16:15 / 決算

ツルハホールディングスが12月19日に発表した2024年5月期第2四半期決算によると、売上高5157億1300万円(前年同期比6.5%増)、営業利益271億4700万円(9.9%増)、経常利益275億1100万円(10.8%増)、親会社に帰属する当期利益160億7100万円(9.8%増)となった。

<ツルハドラッグ>

グループでは新中期経営計画の達成に向け、店舗戦略では出店精度の向上・改装推進、調剤戦略では併設店の拡大・オンラインを活用した処方箋枚数の確保、PB戦略では新規商品の開発と既存商品の販売促進による売上構成比のアップ、DX戦略では自社決済サービスの導入・顧客データの販促活用・ITシステム開発などに取り組んだ。業績管理面では、予実分析機能の強化を通じた収益性改善・販売管理費の低減を行った。

店舗展開では、既存エリアのさらなるドミナント強化を図るとともに競争力強化のため不採算店舗の改廃を進め、期首より69店舗の新規出店と1店舗の事業譲受、44店舗の閉店を実施。期末のグループ店舗数は直営店で2615店舗となった。なお、タイ国内のグループ店舗は、1店舗の新規出店、1店舗の閉店を実施。同国内における店舗数は11月15日現在で18店舗となった。

通期は、売上高1兆330億円(6.5%増)、営業利益472億円(3.6%増)、経常利益473億8700万円(3.7%増)、親会社に帰属する当期利益258億9800万円(2.5%増)を見込んでいる。

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