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コーナン商事/3~11月増収増益、日用品・プロ商材が好調

2024年01月12日 13:30 / 決算

コーナン商事が1月11日に発表した2024年2月期第3四半期決算によると、営業収益3560億5000万円(前年同期比7.6%増)、営業利益203億7400万円(13.7%増)、経常利益190億5800万円(14.0%増)、親会社に帰属する当期利益128億7400万円(16.8%増)となった。

コーナン商事

売り上げ面は、ホームインプルーブメントひろせの新規連結とPRO商材、日用品などの売れゆき好調により増収だった。

利益面も、売り上げ増に伴う売り上げ総利益の増加と既存店における販管費の抑制により、増益を計上している。

既存店売上高は前年同期比1.4%増。客数は4.9%減。物価上昇による消費マインドの冷え込みに対し、日用品などの価格強化により回復傾向にあるという。

客単価は6.7%増。円安の影響などを踏まえた価格の見直しにより上昇している。

コーナンベトナムは、新規出店により売り上げは上昇するも景気の冷え込みにより伸び悩んでいるという。

粗利益率はPB、現地ストアブランド商品が着実にシェアを伸ばし上昇している。店舗数はベトナム13店舗、カンボジア3店舗。

店舗施策では、22店舗の出店と3店舗の閉店を実施。また、2023年6月1日付でホームインプルーブメントひろせを子会社化したことで32店舗増加した。11月末のグループの店舗数は590店舗。

通期は、営業収益4704億5000万円(7.2%増)、営業利益229億円(4.0%増)、経常利益211億円(1.8%増)、親会社に帰属する当期利益135億5000万円(2.4%増)を見込んでいる。

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