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イオン九州/3~11月営業収益3765億円、食品が好調継続

2024年01月12日 16:18 / 決算

イオン九州が1月12日に発表した2024年2月期第3四半期決算によると、営業収益3765億8300万円、営業利益66億6400万円、経常利益68億8100万円、親会社に帰属する当期利益43億2300万円となった。

イオン九州

売上高は、食料品や日用品を中心とした値上げが相次ぐ中で、「しあわせプラス(応援価格)」をはじめとする生活応援施策の品目数拡大、「トップバリュベストプライス」「WAONボーナスポイント」商品の展開など、値ごろ感を重視した品ぞろえを強化。オーガニック&ナチュラルなど新たな付加価値を創造する商品・売場を積極的に導入したことで、売り上げ構成の高い食料品の売り上げは前年同期を上回り引き続き好調に推移した。

営業総利益は、期間を通して売上高が好調に推移したことに加え、店舗のスペースを活用した店頭催事企画の取り組みを強化したことで、1111億4900万円、営業収益対比では29.5%だった。

販売費および一般管理費は、セルフレジや電子棚札の導入店舗拡大、店舗内オペレーション効率化什器の導入などによる生産性向上に努めたことで1044億8400万円、営業収益対比では27.7%となっている。

店舗面では、13店舗を出店。このうち、都市部におけるマーケットシェア拡大を目指した店舗展開として、近くて便利なコンパクトスーパーマーケットをコンセプトとした「マックスバリュエクスプレス」を福岡市内に2店舗、イオンウエルシア九州は、調剤併設型ドラッグストアと生鮮食品・弁当・総菜までそろえたスーパーマーケットが融合した新フォーマット「ウエルシアプラス」を5店舗出店した。

また、5店舗を閉鎖、このうち3店舗は今後の成長に向けたスクラップ&ビルド、業態転換によるもの。これらを含め、11月末における店舗数は338店舗となった。

通期は、営業収益5000億円、営業利益79億円、経常利益80億円、親会社に帰属する当期利益43億円を見込んでいる。

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