日本KFC/既存店好調で4~12月増収増益、通期を上方修正
2024年02月15日 15:41 / 決算
日本KFCホールディングスが2月13日に発表した2024年3月期第3四半期決算によると、売上高839億4100万円(前年同期比11.0%増)、営業利益55億8800万円(84.8%増)、経常利益56億7000万円(57.0%増)、親会社に帰属する当期利益37億3500万円(80.6%増)となった。
積極的な新規出店、ブランド力の維持・向上を目的とした既存店舗の改装促進、DX、新商品の開発を推進。2023年4~12月既存店売上高が前年同期比8.0%増と好調に推移した。
主力のKFC事業で、日常利用の促進を図るため、定番の「KFC BURGERSチキンフィレシリーズ」に期間限定で新商品の「ガーリックペッパーチキンフィレバーガー」を追加するなど、バーガーメニューの拡充を図りながら、販促活動を継続した。
また、冬の定番商品である「チキンクリームポットパイ」とともに、素材にこだわった新商品「デミグラスポットパイ」を販売。12月のパーティーや忘年会など「ハレの日」需要強化の一環として、オリジナルチキンと期間限定フレーバーの「にんにくクリスピー」が入った「カンパイバーレル」、冬季限定の大容量「ウィンターパック」など、大人数でお得に楽しめる商品を積極的に展開した。
加えて、辛口フレーバーを好む顧客向けに、KFC史上初の辛みそを使用した濃厚な味わい「辛みそにんにくチキン」を発売し好評を得たという。
2023年12月末までに、42店舗(直営10店舗・フランチャイズ32店舗)を出店し、1229店舗となった。121店舗(直営26店舗・フランチャイズ95店舗)で改装を実施、配達代行を含むデリバリーサービスの実施店舗は934店舗となっている。
通期は、バーガーメニューの充実など新商品の発売、効果的なバリューキャンペーンの実施などにより、業績が好調のため、上方修正する。
売上高は前回予想比45億900万円増の1100億円(10.1%増)、営業利益26億300万円増の57億円(57.4%増)、経常利益27億5300万円増の58億円(33.5%増)、親会社に帰属する当期利益17億9400万円増の38億円(52.7%増)を見込んでいる。
■日本KFCの関連記事
ケンタッキーフライドチキン/1号店発祥の地・名古屋市西区に再出店
関連記事
決算 最新記事
一覧最新ニュース
一覧-
- 賃上げ2024/ゲンキー正社員平均5%アップ
- 04月26日
-
- 大戸屋/「そよら横浜高田」に新店舗オープン
- 04月26日
-
- イオン九州/長崎県の医療介護施設に無人店舗5/1オープン
- 04月26日
-
- 吉野家HD/ラーメン店向けめん・スープ製造の宝産業を買収
- 04月26日
-
- 西武グループ、野村不動産/「軽井沢千ヶ滝地区」を共同開発
- 04月26日
-
- ニトリ/中国95店舗目「福州倉山愛琴海店」オープン
- 04月26日
-
- SHEIN/キャッシュレス決済「PayPay」導入
- 04月26日