ジョイフル本田 決算/7~3月営業利益8.5%減、人件費・決済手数料増が響く
2024年05月07日 09:46 / 決算
ジョイフル本田が5月2日に発表した2024年6月期第3四半期決算によると、売上高933億4600万円(前年同期比2.5%増)、営業利益79億5200万円(8.5%減)、経常利益87億7700万円(7.0%減)、四半期純利益60億7700万円(6.3%減)となった。
累計売上高は前年同期比2.5%増、出店効果と第3四半期単独売上高が4.1%増と増収に寄与した。営業利益は減価償却費と人件費の増加により、減益を計上している。
人・新店への投資とキャッシュレス化によるクレジット手数料増で、販管費が増加した。
天候不順による季節品の不調と資材の需要低下により、「住まい」は売り上げが不振だった。「生活」は、デイリー・日用品が回復基調、ペットはプレミアムフードが好調に推移している。
「同質化競争からの脱却」のため、「職人・プロ用品の専門化」を継続的に推進。「職人の店」をコンセプトとした「本田屋」の4店舗目となる「宇都宮元今泉店」を2月にオープン、6月には5店舗目として都内初出店となる「立川幸町店」の出店を予定している。
また、ホームセンター内資材売り場での職人・プロ用品の品ぞろえを拡充させる「プロショップ化」は、上半期に実施した3店舗に加えて君津店も完了した。品ぞろえの拡充は、顧客が現場で不足している資材・素材・部材を補充しに来店する「足らず買いの売り場」から、同社の店舗規模を最大限活用した「まとめ買いの売り場」へ変貌させることを目的としているという。
さらに、「人への投資」として、物価上昇への対応と働きがいの向上を目的として前年に引き続きベースアップを実施した。業務の生産性向上と社員のモチベーション向上を目指して、正社員の年間休日を増やすとともに、時給制社員に対して「リフレッシュ休暇(有給の特別休暇)」を新設した。
通期は、売上高1340億円(8.6%増)、営業利益103億円(7.2%減)、経常利益112億6000万円(8.0%減)、四半期純利益78億円(8.5%減)を見込んでいる。
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