F&LC 決算/10~12月増収増益、国内外のスシロー事業が好調
2025年02月07日 11:09 / 決算
FOOD&LIFE COMPANIESが2月7日に発表した2025年9月期第1四半期決算によると、売上収益991億4100万円(前年同期比15.9%増)、営業利益95億7900万円(56.4%増)、税引前利益93億3600万円(62.9%増)、親会社に帰属する当期利益61億2900万円(88.2%増)となった。
国内スシロー事業の売上収益は632億2400万円(7.8%増)、セグメント利益は53億4900万円(20.1%増)。
「本鮪大とろ祭」などのイベントや、サンリオの人気キャラクター「クロミ」や、海外でも人気のキャラクター「パペットスンスン」とコラボを実施した。
海外スシロー事業の売上収益は277億6400万円(45.6%増)、セグメント利益は31億400万円(198.0%増)。
中国大陸を中心に業績が改善。12月には蘇州に1号店もオープンした。その他の地域でも、積極的に出店を継続している。
来店客数の維持・拡大に向けて、魅力的な販促・マーケティング施策を各地域で実施。タイでは「感謝祭」を開催し、赤シャリを使用した特別メニューを提供した。香港の「ありがとろ祭」は、「カマトロ」や「黒毛和牛ローストビーフ赤ワインフォアグラのせ」などを販売した。
京樽事業の売上収益は61億5200万円(1.8%減)、セグメント利益は7200万円(比32.2%減)。
京樽は冷凍すしの販売を拡大し、大手スーパーのネット販売など販路を広げている。
みさきブランドは、業績が好調に推移している。京樽ブランドと同様、商品力、接客力の強化に継続して取り組んでいる。
通期は、売上収益4080億円(13.0%増)、営業利益260億円(11.2%増)、親会社に帰属する当期利益150億円(2.5%増)を見込んでいる。
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