流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





イオン北海道/3月~5月は収益力向上で営業利益2.1倍

2011年07月06日 / 決算

イオン北海道が7月6日に発表した2012年2月期第1四半期決算によると、売上高385億2300万円(1.9%増)、営業利益21億5900万円(115.7%増)、経常利益20億1200万円(151.2%増)、当期利益8億5800万円(89.4%増)となった。
「収益力の向上」では、第1四半期から店舗活性化を積極的に行った。商品面では、プライベートブランド「トップバリュ」の販売体制をより強化し、4月発売の「トップバリュ豚丼のたれ」等、北海道の地域産品を生かした北海道ならではの地域PB開発にも取り組んだ。
イオングループの仕入れ集約による原価引き下げ、マックスバリュ北海道との商品共同開発による各種コスト削減も推進した。
単品管理システムの店舗段階での活用促進、バックルーム在庫も含む全体在庫の削減、売価変更やロス削減も継続推進しており、作業効率面においても改善効果が表れた。
「成長戦略の構築」の柱としては、新規事業として付加価値の高い高収益部門でもある手芸雑貨、サイクルについて各店で拡大導入を進めており、他社との差別化による増収とともに売上総利益率が改善した。
通期は売上高1505億円(0.2%増)、営業利益53億円(10.8%増)、経常利益44億円(3.9%増)、当期利益13億5000万円(24.5%減)の見通し。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧