松屋フーズ/4月~6月は原価率改善で営業利益84%増
2011年07月29日 / 決算
松屋フーズが7月29日に発表した2012年3月期第1四半期決算によると、売上高178億8500万円(前年同期比7.5%増)、営業利益12億5000万円(84.5%増)、経常利益12億6000万円(89.1%増)、当期利益5億2900万円(183.4%増)となった。
売上原価は、販売価格やメニュー構成比の変化、米の仕入単価の低減などにより、原価率が33.6%から31.7%となった。
販売費・一般管理費は、売上高に対する比率が62.3%から61.3%となった。人件費の売上高に占める割合が、店舗における生産性向上の取り組みとアルバイト・パートの平均時給低下により、32.9%から32.0%に改善したことに加え、1店舗あたりの売上高の増加などにより人件費以外の経費の売上高に占める割合が、29.4%から29.3%と改善した。
直営の牛めし定食店15店、とんかつ業態1店の合計16店を出店した。一方で、直営店2店を閉店した。期末店舗数はFC店と一時休業店を含め、852店(うちFC6店、海外5店)となった。
新規出店を除く設備投資は、14店の改装(全面改装1店、一部改装13店)を実施した他、工場生産設備などに投資を行った。
通期は、売上高744億4000万円(6.0%増)、営業利益47億8000万円(2.3%増)、経常利益47億3000万円(0.6%増)、当期利益22億1900万円(1.9%増)の見通し。
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