カンセキ/売上減と外部委託費用計上などで業績下方修正、当期損失3億円
2009年03月30日 / 決算
カンセキは3月30日、昨年10月14日に発表した2009年2月期決算の業績予測値を修正した。修正後の予測値は売上高324億800万円(当初予測より4.1%減)、営業利益4億1000万円(47.4%減)、経常損失1億4200万円(当初1億6000万円の経常利益を予想)、当期損失3億1900万円(1000万円の当期利益)の下方修正となった。
今回の下方修正は、基幹事業のホームセンター事業で全社的に経費削減などに努めたものの、昨秋以降に想定した売上高と利益が計画未達となったため。
これに加え、急激な消費者の購買意欲の冷え込みに対し外部からの検証を取り入れ、中期的な経営計画と事業戦略などの策定のための業務委託・調査費用3300万円を特別調査費用として計上。また、繰延税金資産を取崩すため4100万円の法人税等調整額が計上され、利益面に影響した。
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