経済産業省/2008年の商業販売統計、小売業販売額は135兆4770億円
2009年07月02日 / トピックス
経済産業省が7月1日に発表した2008年の商業販売統計年報によると、昨年の商業販売額は621兆810億円(前年比1.2%増)と6年連続で増加した。小売業は135兆4770億円(0.3%増)と2年ぶりの増加となり、卸売業は鉱物・金属材料卸売業、各種商品卸売業などの増加で485兆6040億円(1.5%増)となった。
小売業の業種別販売額は、燃料小売業が年前半の石油製品価格の上昇などで14兆2960億円・0.5%増、各種商品小売業が季節衣料の伸び悩みなどで15兆7780億円・2.5%減、その他小売業がゲーム機関連の反動減と医薬品の不調などで30兆3430億円・0.5%減、自動車小売業は前半までの普通自動車の好調などで15兆1670億円・0.1%増、機械器具小売業は薄型テレビなどが好調で7兆6450億円・0.2%増。飲食料品小売業は畜産品や米などに動きが見られたため41兆7810億円・2.5%増、織物・衣服・身の回り品小売業は季節衣料の伸び悩みなどで10兆4670億円・1.5%減。
大型小売店販売額は20兆9511億円・1.2%減で、百貨店販売額は8兆787億円・4.6%減、スーパーは12兆8724億円・1.1%増となった。百貨店の動向は、飲食料品や化粧品に動きが見られたものの、衣料品が婦人服など全般的に不調だったこと、高額商品が不調だったことなどにより減少した。商品別では、衣料品は季節衣料が天候の影響や消費者の買い控え傾向の高まりなどで減少し、飲食料品は、改装・催事効果などにより堅調に推移、増加した。その他は、UV関連や新製品の化粧品は好調だったものの、高額商品など全般的に不調だったことなどで減少した。
スーパーは、出店効果に加え飲食料品が堅調に推移したことなどで増加したの既存店ベースでは1.3%減と17年連続の減少となった。通年で衣料品が不調だったものの、飲食料品は好調で、このほか化粧品・ペットフードなども全般的に好調な推移だった。
コンビニエンスストアの商品販売額とサービス売上高は7兆9427億円・6.1%増と調査開始以来10年連続で増加した。taspoカード導入によるたばこ販売の好調さと出店効果などによるもので、商品販売額は7兆6203億円・6.2%増、既存店ベースでは4.3%増となった。商品別では、ファーストフード・日配食品は、おにぎりやパンなどが好調だったことにより2兆7555億円・1.7%増と10年連続で増加。加工食品は、カップ麺やソフトドリンク、アイスクリームなどが好調だったため、2兆4307億円・1.9%増と4年ぶりの増加となった。非食品はたばこの販売が好調だったことなどで2兆4340億円、16.9%増と10年連続して増加した。
サービス売上高は、各種チケットなどの取り扱い増により3224億円・3.1%増と2年連続の増加となった。既存店ベースでは2.8%増と2年連続の増加となった。
卸売業の業種別販売額は、鉱物・金属材料卸売業が65兆8270億円・9.2%増、各種商品卸売業が58兆5300億円・4.8%増、衣服・身の回り品卸売業は12兆2270億円・7.1%減、機械器具卸売業は129兆4670億円・1.7%増、化学製品卸売業は25兆5290億円・1.8%増、その他の卸売業は42兆9290億円・1.8%減、繊維品卸売業は3兆7490億円・9.6%減、建築材料卸売業が24兆540億円・3.2%減、家具・建具・じゅう器卸売業は7兆9000億円・6.0%減、農畜産物・水産物卸売業が41兆6900億円・2.5%減、食料・飲料卸売業は47兆9790億円・0.1%増、医薬品・化粧品卸売業は25兆7230億円・2.3%増など、業種で増減が分かれた。
大規模卸売店販売額は128兆5382億円・1.1%増で、石油・石炭、鉄鋼などの素材関連の価格上昇に加え、輸入が好調だったためという。商品別販売額では、その他の機械器具、家庭用電気機械器具などが減少したものの、石油・石炭、鉄鋼と農畜産物・水産物などが増加した。
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