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イオン北海道/第1四半期の売上高6.1%減、当期損失1億5600万円

2009年07月07日 / 決算

イオン北海道が7月7日に発表した2010年2月期第1四半期の業績は、売上高392億2700万円(前年同期比6.1%減)、営業利益1億9600万円(32.9%減)、経常損失6100万円(前年同期は2900万円の経常利益)、当期損失1億5600万円(前年同期は当期損失9500万円)となった。

収益構造の改革では、人件費と設備費の削減について積極的に取り組み、本社のスリム化を図るとともに、売上構造の変化に応じた店舗、部門の人員配置の見直しを実施するとともに、業務委託の仕様見直しによる店舗維持費の削減と電気使用量削減による水道光熱費の削減に取り組んだ。

売場の改革は、格ラインの引下げを行い、ナショナルブランドやプライベートブランド商品「トップバリュ」において5,100品目の値下げた。また、実用品や地域にあった商品を取り入れるため19店舗において活性化を実施した。

昨年12月に桑園店にてスタートしたネットスーパー事業は、2009年度中で6店舗の実施計画を第1四半期に前倒しで完了し、札幌圏を網羅する配送体制を確立し、今後は取扱アイテム数の拡大や検索画面の改善等更なる利便性の向上に努める。

通期見通しは、売上高1510億円(3.7%減)、営業利益17億2000万円(4.4%増)、経常利益9億3100万円(同)、当期利益2億2000万円(前期は3億8000万円の損失)を見込んでいる。

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