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パルコ/第1四半期は減収減益

2009年07月08日 / 決算

パルコが7月8日発表した2010年2月期第1四半期業績によると、売上高650億6900万円(前年同期比5.7%減)、営業利益23億9800万円(4.4%減)、経常利益23億1700万円(5.1%減)、当期利益13億400万円(12.8%減)となった。

セグメント別にみると、ショッピングセンター事業の売上高は610億4400万円(5.4%減)、営業利益は23億円(3.9%減)。パルコでは、「池袋パルコ」の開業以来40年間にわたり培ってきた、生活者に対する新たなライフスタイルの提案を軸として、既存店舗の運営力強化へ向けた営業戦略を展開した。集客力強化、差別化推進へ向けて、全店で141区画、約1万5000㎡の改装を実施。当該区画の売上高は19.9%増となった。

池袋パルコや名古屋パルコ、浦和パルコ 、静岡パルコなどを改装した。静岡パルコは第1四半期の客数がフタケタ伸張し、売上高も4月から前年を上回っている。

「PARCOカード」を活用した顧客優待型営業企画である「4 DAYS SALE」は、規模の拡大と内容の充実を行った結果、開催期間中での「PARCOカード」の売上高が前年を上回った。

専門店事業の売上高は40億2600万円(3.0%減)、営業損失1400万円(前年同期は3500万円の営業利益)。ヌーヴ・エイは、当第1四半期で、新宿ルミネエスト「Complete Works Tokyo」、天神イムズ「TiC TAC」、LAZONA川崎plaza「POKER FACE」、ららぽーとTOKYO‐BAY「COLLECTORS」の4店舗を出店。販売促進策としては、「チックタック事業部」における「ウォッチホスピタル」、「もったいないウォッチエクスチェンジ」、「アイウェア事業部」での「レンズ価格の見直し」などを実施した。

通期業績予想は、売上高2800億円、営業利益94億円、経常利益92億円、当期利益45億円の見込み。

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