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エディオン/営業利益2.6倍

2009年11月13日 / 決算

エディオンが11月13日に発表した2010年3月期第2四半期決算によると、売上高は3911億9700万円(前年同期比3.0%減)、営業利益43億400万円(2.6倍)、経常利益90億2500万円(28.4%増)、当期利益31億2500万円(前期は5500万円の当期利益)となった。

第2四半期は、エコポイント制度導入に合わせた独自割引セールを実施するなど、エコポイント対象商品を中心に需要喚起を図り、ブルーレイディスクレコーダがテレビとのセット購入などで伸長するなど、エコポイント効果が対象商品の周辺にも波及した。

また、内食志向を背景に大型冷蔵庫や電子レンジなども好調だった。並行して、市場環境の変化に対応し価格競争力の高い商品の投入を強化したほか、グループ初のアウトレット店舗「デオデオアウトレット香椎浜店」を業態変更してオープンするなど、新規顧客の獲得にも努めた。

さらにリフォーム事業に本格的に参入し、家電販売で培ってきたノウハウをもとに事業展開を開始した。店舗展開では4店舗を新設し、3店舗を移転・建替するなど地域のシェア拡大を図る一方、不採算店を中心に4店舗を閉鎖した。また、携帯ショップなどの非家電直営店は2店舗を新設し、4店舗を閉鎖。これにより期末店舗数は、フランチャイズ店舗670店舗を含め1089店舗となった。

通期は業績予測を修正しており、変化する環境に対応した商品展開や地域シェアに合わせた政策の実施、リフォーム事業の市場開拓などで売上高8050億円(0.2%増)、営業利益80億円(549.0%増)、経常利益170億円(44.7%増)、当期利益70億円を見込んでいる。

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