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エディオン/黒字化、営業利益60億円

2010年02月06日 / 決算

エディオンが2月5日に発表した2010年3月期第3四半期決算によると、売上高は6136億4500万円(前年同期比0.5%減)、営業利益60億3900万円(前期は4億5600万円の営業損失)、経常利益133億2900万円(76.6%増)、当期利益64億3600万円(21億1300万円の当期損失)となった。

第3四半期は、エコポイント制度に合わせた割引施策や、価格競争力の高い商品の投入による売上の拡大に取組んだ。このためテレビやブルーレイディスクレコーダなどが大きく伸長し、大型冷蔵庫なども好調だった。

また、中部以西の基盤エリアでは出店などでシェアの拡大を図り、近畿エリアで展開するエディオンWESTミドリ電化カンパニーでは創業50周年祭を実施するなど、個別のエリアでの収益基盤強化にも取組んだ。

また新規事業のリフォーム事業でも、新規出店店舗を中心に売場を拡大し、研修施設の設置による人材育成の強化など売上拡大に向けた基盤整備にも注力。第3四半期の店舗展開は、家電直営店を8店舗新設し、7店舗を移転・建替するなどエリアでのシェア拡大を図った。

一方、経営効率の改善のため6店舗を閉鎖し、携帯ショップなどの非家電直営店では2店舗を新設、8店舗を閉鎖した。これにより期末店舗数は、フランチャイズの679店舗を含めて1096店舗となった。

通期は売上高8100億円(0.9%増)、営業利益90億円(630.1%増)、経常利益180億円(53.2%増)、当期利益91億円を見込んでいる。

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