カスミ/第1四半期の売上高5.2%増、営業利益42.5%減
2009年07月04日 / 決算
カスミが7月3日に発表した2010年2月期第1四半期決算によると、売上高は548億4600万円(前年同期比5.2%増)、営業利益8億9700万円(42.5%減)、経常利益11億1600万円(36.7%減)、当期利益6億6600万円だった。
厳しい消費環境を反映し「1円共感宣言」を3月1日から実施。食品を中心に購入頻度の高い商品を値下げした。また、イオングループの「トップバリュ」を積極的に拡販し、このため既存店売上高は2.8%増となった。
並行して、オペレーション効率化による生産性向上、本部組織のスリム化と業務見直しによる販売管理費削減を行い、0.8ポイント改善するなどローコスト化に取組んだ。反面売上総利益率は2.1ポイント低下。店舗面では、フードスクエアエクロスガーデン前橋店を開店し、フードスクエア岩瀬店、舟石川店を改装した。また白岡原ケ井戸店をディスカウント業態のFOODOFFストッカーに業態を転換した。
来期は売上高2282億円(9.5%増)、営業利益52億円(12.5%増)、経常利益56億円(7.2%増)、当期利益25億円(47.1%増)を見込んでいる。
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