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カネ美食品／売上高5％減、営業利益11.3％減

2009年08月10日 ／ 決算

カネ美食品が8月10日に発表した2010年3月期第1四半期決算によると、売上高は202億9000万円（前年同期比4.9％減）、営業利益4億2300万円（11.3％減）、経常利益4億7900万円（8.2％減）、当期利益2億4600万円（19.8％減）となった。

既存店舗の伸張率が8.5％減となったことなどから、テナント事業の売上高は5.6％減の96億4500万円となったものの、原材料価額が落ち着き、各店舗の運営コストも適正に保持してきたが、売上高の落ち込みで営業利益は31.2％減の4億1800万円と減少した。

外販事業の売上高は4.2％減の106億4300万円にとどまったが、工場毎の製品アイテムを見直してアイテム数の削減に取組み、製造工程数の削減を推進した。これらの取り組みが生産効率を高め、労務費の削減を可能にしたことと、光熱費が値下り傾向などで製造原価率の低減が進み、149.6％増益の2億6500万円と大幅増となった。

通期は売上高845億3100万円（3.4％減）、営業利益27億2800万円（増減なし）、経常利益28億1800万円（2.2％減）、当期利益15億6200万円（21.6％増）を見込んでいる。

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