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ジョイフル/売上4.7%減、営業利益7割増

2009年11月09日 / 決算

ジョイフルが11月9日発表した2009年12月期第3四半期業績によると、売上高453億9000万円(前年同期比4.7%減)、営業利益17億3700万円(73.6%増)、経常利益16億4900万円(70.4%増)、当期利益10億6600万円(674.0%増)となった。

商品施策では、昨年から実施した人気商品の100円引き企画の継続(6月まで)に加え、5月にはモーニング・ランチメニューの改定、6月には「リブステーキ599円」を中心としたスタミナフェアの実施やプライスポイントである499円以下のメニューラインナップなどを充実させたグランドメニューの改定、9月には秋フェアを実施するなど商品力の強化に努めた。

営業施策では、QSC(良い品質・良いサービス・清潔な環境)の改善を図るとともに、既存店舗の改修の実施を行うなど、既存店の客数増に取り組んだ。その結果、客数は5月、6月、8月、9月に既存店前年比で100%を超えるなど回復の兆しが見えてきたが、客単価が前年度を下回って推移したため、減収増益となった。

第3四半期連結累計期間では、1月に直営1店舗と6月、9月にFC各1店舗の出店を、5月に国内・国外でそれぞれ直営1店舗の退店を行ったことから、店舗数は708店舗(直営663店舗、FC45店舗)となった。

通期の業績予想は、売上高617億円、営業利益14億6000万円、経常利益13億4000万円、当期利益3億9000万円の見通し。

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