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ジョイフル/当期損失4億5500万円

2009年02月15日 / 決算

ジョイフルが2月13日に発表した2008年12月期決算は、売上高は619億6100万円(前年同期比3.8%減)、営業利益5億3000万円(81.0%減)、経常利益4億5600万円(84.6%減)、特別損失8億2000万円の計上により当期損失は4億5500万円となった。

商品施策は、月替わりフェア、お子様向けメニューのリニューアル、「生活応援フェア」と銘打った人気商品の100円引き企画の実施、グランドメニューの改定など商品力の強化に努めた。

営業施策では、店長・SV制度移行に伴い、全店舗に店長を配置し、店舗運営・管理面における強化を行い、1月にファミリーレストランジョイフル「高知金田店」の出店を皮切りに、7月に新業態店舗として「旬菜ブッフェ陽菜多(ひなた)」「ごはん処こだんせ」を各1店舗オープンするとともに、9月にはファミリーレストランジョイフル「福岡警固公園前店」・「高知大津店」の2店舗をオープンした。

既存店舗の営業時間短縮(深夜帯閉店)を、9月から11月にかけて128店舗実施した。

しかしながら、客単価は前年並みに推移したものの客数が前年を下回って推移したため、当期の直営ジョイフル業態における既存店売上高は4.0%減となった。

原価率は、原材料の高騰がある中、引き続きメニューレシピの変更、自社生産食材の拡充、在庫管理による廃棄ロス等のコストコントロールに努め、前年同期比0.5ポイントの増加にとどまった。

販売費と一般管理費率は前年同期比3.0ポイントの増加した。

ファミリーレストランジョイフルとして直営店3店の出店と、既存店舗2店を業態転換による新業態2店の出店、海外子会社上海巧芸府餐飲有限公司設立による「上海巧芸府」1店の出店を行い、2008年12月末現在の店舗数は707店舗(直営663店、FC43店、海外子会社1店)となった。

次期の見通しでは、売上高617億円(0.4%減)、営業利益14億6000万円(175.4%増)、経常利益は13億4000万円(193.7%増)、当期純利益は3億9000万円を見込んでいる。

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