スギHD/子会社の商品評価損発生で当期利益29%減に
2009年10月06日 / 決算
スギホールディングスは10月6日、4月14日に発表した2010年2月期第2四半期、通期の業績予測を修正した。修正後の予測値は第2四半期売上高が1489億円(当初予測より2.1%増)、営業利益62億円(6.0%減)、経常利益71億円(2.6%減)、当期利益26億円(29.2%減)と利益面で下方修正となった。
通期は売上高が2951億円(1.1%増)、営業利益108億円(13.9%減)、経常利益129億円(7.9%減)、当期利益63億円(10.0%減)と同様に利益面で下方修正となった。
修正の理由は、第2四半期はスギメディカルとその子会社スギメディカルリサーチ、スギメディカルサポート、スギ生物科学研究所の4社が連結対象に加わったこと、子会社のジャパンと飯塚薬品が棚卸資産の評価方法に低価法を適用したため、商品評価損3億6400万円の特別損失が発生する見通しであることなど。また、不採算店舗の統廃合などで減損損失1億9300万円、固定資産除却損1億1700万円が発生する見通し。
通期はこれらの連結対象の増加のほか、通期の出店・退店の見通しでは出店80店舗、退店18店舗を予定しており、4月14日の見通しと比較して退店店舗数が13店舗増加する見通し。