パルコ／2月期の売上高1.5％減、営業利益7.2％減

2009年04月08日／決算

パルコが4月8日発表した2009年2月期連結業績によると、2825億900万円（前年同期比1.5％減）、営業利益93億6200万円（7.2％減）、経常利益91億7100万円（8.0％減）、当期利益37億3000万円（27.8％減）となった。

当期利益の減少は、保有有価証券の評価損とグループのホテル事業再編にともなう損失など34億2500万円を特別損失として計上したため。

事業別にみると、ショッピングセンター事業の売上高は2645億9500万円（0.6％減）、営業利益88億2600万円（2.9％減）。

2008年8月に東北地方での初店舗となる仙台パルコを開店し、静岡パルコ、浦和パルコに続き、中期経営5か年計画での3店舗目の新規出店となった。

既存店舗では、札幌パルコ、調布パルコ、名古屋パルコなど390区画、約3万4000㎡の規模で実施し、売上高が前年同期比17.8％増だった。

2007年4月に開店し、プロパティマネジメント事業として取り組んでいるノースポートモール（神奈川県横浜市）は、開店1年経過後も9か月連続して前年売上高を上回った。

専門店事業の売上高は170億7900万円（0.1％減）、営業利益2億7600万円（44.3％減）。ヌーヴ・エイは15店舗を出店、6店舗を閉鎖するなどビルド＆スクラップを推進。期末の店舗数は131店舗となった。総合空間事業の売上高は224億3700万円（14.9％減）、営業利益3億8300万円（44.8％減）だった。

2010年2月期の連結業績予想は、売上高2800億円、営業利益94億円、経常利益92億円、当期利益45億円を見込んでいる。

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