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ヒマラヤ/出店で売上高5.8%増、経常利益50%減

2009年09月29日 / 決算

ヒマラヤが9月29日に発表した2009年8月期決算によると、売上高は442億5700万円(前年同期比5.8%増)、営業利益8億9200万円(51.6%減)、経常利益9億900万円(50.2%減)、当期利益6億700万円(3.2%減)となった。

2009年8月期は事業拡大と収益力強化のため、10店舗の出店と不採算店舗を中心に5店舗の退店を実施。昨年9月にピエリ守山店、広島商工センター店などを出店する一方、10月に八幡西店を増床した。退店は10月に本庄店などを閉店した。期末店舗数は84店舗、売場面積は17万9904㎡となった。

並行して商品在庫の圧縮、販促費・人件費など諸経費の削減、効率化とサービス向上に向けた物流体制の見直しなど体質強化対策を実施した。物流体制は来春より新体制での運用を開始する予定。

売上面では様々な企画のセールやフェア、特別販売会を催すなど、顧客が喜ぶ店作りを目指したが、個人消費の減少の影響を補うまでには至らず、既存店売上高は5.8%減となり、全社売上高は出店による売場の増床で5.8%増となった。

通期は生産性の向上や効率化で競争力を強化。店舗は4店舗の新規出店と、不採算店舗3店舗の退店を計画しており、売上高447億円(1.0%増)、営業利益9億6500万円(8.1%増)、経常利益10億円(9.9%増)、当期利益2億5000万円(58.9%減)を見込んでいる。

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