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ポプラ/季節商品低迷、低価格化で売上高8.7%減、営業利益26.4%減

2009年10月05日 / 決算

ポプラが10月5日に発表した2010年2月期第2四半期決算によると、売上高は293億4700万円(前年同期比8.7%減)、営業利益4億4100万円(26.4%減)、経常利益4億6600万円(26.1%減)、当期利益2億8500万円(前期は25億1300万円の当期損失)となった。チェーン全体売上高は495億3400万円(8.4%減)。

第2四半期は、商品面で売り場の活性化を目的にサンドウィッチ、ハンバーガー、おにぎりの全面リニューアルを実施。また様々なニーズに対応するとともに新たな顧客開拓のために、290円・390円ラインの低価格弁当や105円の手軽な惣菜を開発・販売した。

店舗開発面では、国立関門医療センターなど病院内店舗、首都高速平和島など高速道路パーキングエリア店舗、富山市役所内や関東管区警察学校内への出店、ホテルヒルトン東京ベイへの出店など特殊立地を中心に出店。店舗網を拡大し、出店数は20店舗(閉店16店舗、純増4店舗)となり、期末店舗数は705店舗となった。

店舗運営面では、接客向上プログラムを継続的に実施し、品質・サービス・清潔さの向上を目指した。これらの取組の結果、新開発商品は好調に推移したものの夏場の天候不順で飲料・冷菓などの夏物商品の販売が予想を大きく下回り、低価格化の影響も見られチェーン売上は減収となった。

連結子会社などの主要な売上高は、フランチャイズ加盟店舗への卸売上高は店舗数の減少や消費低迷などの影響で82億5500万円(14.9%減)、直営店舗の小売売上高も、店舗数の減少などで176億7200万円(5.7%減)となった。

通期は売上高568億400万円(8.4%減)、営業利益4億3800万円(41.8%増)、経常利益4億7300万円(42.5%増)、当期利益2億200万円を見込んでいる。

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