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マックスバリュ東海/売上高14%増も営業利益28%減

2010年04月14日 / 決算

マックスバリュ東海が4月14日に発表した2010年2月期決算(非連結)によると、売上高は1409億6000万円(前年同期比14.3%増)、営業利益36億500万円(28.0%減)、経常利益35億6200万円(29.8%減)、当期利益14億7600万円(35.7%減)となった。

店舗展開では、新店10店舗を開設する一方で4店舗を閉鎖。9月にイオンリテールの静岡県と愛知県東部エリアで展開するマックスバリュ6店舗を譲受し、期末店舗数は86店舗となった。

店舗網の拡充に対応して11月にグループ共通の事業インフラとして開設した、イオン静岡リージョナル・ディストリビューション・センターからの商品供給をスタートした。

昨年、一部店舗で社内ルールを逸脱した商品を販売する事案を発生させたことで、品質管理体制を見直し、原材料使用基準・運用ルールなどの見直しと整備、在庫の適正化などの再発防止策を講じた。しかし、客数と一人当たり買上点数の既存店実績が低調に推移したことにより、既存店売上高は6.3%減で推移。一方、経費面ではコスト削減の諸施策が一定の成果を上げ、既存店の販売費・一般管理費は4.3%減となった。

来期は8店舗の新規開設し、新たに既存9店舗をディスカウント業態へ転換を図り、オペレーション改革を中心とする売上高対人件費比率の改善など経費コントロールに注力する。

売上高1550億円(10.0%増)、営業利益38億円(5.4%増)、経常利益36億円(1.1%増)、当期利益15億円(1.6%増)を見込んでいる。

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