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マルヤ/客単価の低下で売上高11%減、営業損失4億8200万円

2009年10月02日 / 決算

マルヤが10月2日に発表した2010年2月期第2四半期決算(非連結)によると、売上高は134億6000万円(前年同期比11.6%減)、営業損失4億8200万円(前期は7億300万円の営業損失)、経常損失4億6300万円(6億5300万円の経常損失)、当期損失5億4600万円(7億2800万円の当期損失)となった。

第2四半期は既存店の活性化のため、浦和店など6店舗を改装。改装した高柳店では、改装に伴い大衆医薬品の取扱を開始した。また、食肉加工センターを埼玉県杉戸町から春日部市の物流センターに移設。物流コスト低減を図った。一方で海産加工商品の取扱センターを稼動し、店舗への商品供給を開始。海産加工物産の品揃え充実、店舗作業効率化などを図った。

前期に32店舗の改装を行ったこともあり、既存店ベースでの来客数は約4%増となったが、低価格志向の高まりなどで客単価は約6%減と下落傾向にあり、売上高を押し上げるには至らなかった。

通期は売上高280億円、営業損失5億円、経常損失5億円、当期損失6億円を見込んでいる。

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