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木曽路/各部門で減収、売上高7%減

2009年02月01日 / 決算

木曽路が1月30日に発表した2009年3月期第3四半期決算(第3四半期のみ)によると、売上高は132億2400万円(前年同期比7.0%減)、営業利益6億1400万円(64.2%減)、経常利益6億5400万円(62.5%減)、当期損失4700万円(前期は9億500万円の当期利益)の減収減益となった。

部門別の概況は、木曽路部門で4店舗を出店し、期末店舗数は115店舗となった。営業面では「しゃぶしゃぶ祭り」、「ふぐ祭り」などのイベントや忘年会需要を中心に、来店客数の増加に努めたが客数・客単価共に伸び悩みが続き、売上高は104億3900万円(6.2%減)。

素材屋部門は、店舗の異動はなく46店舗を維持。営業面では、店内体制の整備・強化に努め、忘年会メニューを揃えて業績回復に努めたが、前年の来店客数を回復するまでには至らなかった。前年同期末比で6店舗減少していることもあり、売上高は19億2000万円(12.7%減)となった。

じゃんじゃん亭部門も12店舗と店舗の異動はなく、営業面では旬のメニューや家族客向けメニューの充実で来店客数の確保に努めた。しかし、競争の激化で来店客数の減少と客単価の低下に見舞われ、売上高は3億3400万円(10.2%減)となった。鶏料理のとりかく部門も11店舗のまま推移し、営業面では宴会需要の確保や旬メニューの充実等に努めた。とりかく部門の売上高は3億4100万円(2.6%増)。

通期の業績予測は売上高472億円(4.9%減)、営業利益1億円(96.4%減)、経常利益1億9000万円(93.4%減)、当期損失7億4000万円と損失が拡大する見通し。

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