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マキヤ/価格競争で営業利益37%減

2010年02月10日 / 決算

マキヤが2月9日に発表した2010年3月期第3四半期決算によると、売上高は473億9400万円(前年同期比4.0%減)、営業利益6億4800万円(37.2%減)、経常利益7億3100万円(37.1%減)、当期利益3億6800万円(26.5%減)となった。

第3四半期は、ディスカウント店と業務用食料品販売店を計3店舗出店し、閉店は見られなかった。売上高は出店した店舗の寄与などもあり堅調に推移したものの、食品スーパーの「ポテト」は競争の激化などで苦戦を強いられた。

利益面では価格面と出店の競争にさらされ、適正な粗利益率を確保するのが厳しい状況が続いた。このため経費のコントロール、効率的な店舗運営、生鮮食品のプロセスセンター化による安心安全と効率化を進めたが、この効率化の効果は中長期的に現れることと、新店の出店諸掛りなどもあり、粗利益額の減少全ては吸収できなかった。

通期は売上高620億円(3.5%減)、営業利益8億円(26.8%減)、経常利益9億円(28.3%減)、当期利益5億円(33.1%増)を見込んでいる。

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