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高島屋/第1四半期は当期利益4倍に

2010年06月28日 / 決算

高島屋が6月28日に発表した2011年2月期第1四半期業績によると、売上高2062億9000万円(前年同期比1.0%減)、営業利益39億8300万円(87.6%増)、経常利益47億3500万円(91.2%増)、当期利益13億5200万円(327.8%増)となった。

主力の百貨店業においては、大阪店が来春のグランドオープンに先立ち、3月に増床第1期オープンした。同時に携帯サイトを開設し、全店でメールマガジンなど新たな販促媒体をスタートさせ、集客強化に努めた。

新宿店では営業・経費構造改革に取り組むとともに、4月にオープンした新規テナントとの相乗効果発揮を図った。

岡山店においても、4月の両備ホールディングスとの資本提携を記念し各種施策により集客力強化を図るなど、構造改革の取り組みをスタートした。店舗担当バイヤーを強化するとともに、大型店にマーチャンダイジング責任者を配置することにより、地域ごとの品ぞろえ強化に取り組んだ結果、国内百貨店売上高は5月度の売上高が26か月ぶりに前年を上回った。

海外では、タカシマヤ・シンガポール・リミテッドがシンガポール経済の回復に加え、強力な営業施策が奏効し、増収増益となった。

同部門の売上高は1858億3700万円(1.3%減)、営業利益は29億9100万円(814.9%増)だった。

通期業績は、売上高8465億円、営業利益150億円、経常利益170億円、当期利益110億円の見通し。

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