フェリシモ／売上12.4％減、営業損失7200万円

2010年07月06日／決算

フェリシモが7月6日に発表した2011年2月期第1四半期業績によると、売上高106億8300万円（前年同期比12.4％減）、営業損失7200万円（前期は4億7600万円の営業利益）、経常損失1200万円（4億8800万円の経常利益）、当期損失2900万円（8700万円の当期利益）となった。

顧客獲得キャンペーンや在庫軽減のための値引販売を強化したこと等で売上原価率が上昇し、返品調整引当金繰入額と戻入額調整後の売上総利益は55億8700万円（13.8％減）となった。

販売費・一般管理費については、１件当たりの配送費の低下等により、配送関連費用は前年同期比で減少した。

延べ購入顧客数の減少によりカタログ印刷部数が減少したことで広告費についても前年同期より減少したが、情報システムの入替えや新規稼動に伴う減価償却費は増加した。

販売費・一般管理費は56億5900万円（5.7％減）となり、前年同期比で減少した。売上高の減少の影響により営業損失は7200万円となった。

前年同期に計上したたな卸資産評価損の当期における発生はなかったが、固定資産除却損を計上したことで、当期損失2900万円だった。

通期の業績は、売上高477億600万円、営業利益16億4900万円、経常利益18億1900万円、当期利益9億3500万円の見通し。

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