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イオン北海道/第1四半期の売上高378億円

2010年07月07日 / 決算

イオン北海道が7月7日に発表した2011年2月期第1四半期決算(非連結)によると、売上高は378億100万円、営業利益10億円、経常利益8億円、当期利益4億5300万円となった。

第1四半期は営業力の強化として、成長分野の医薬品や健康食品・化粧品やペット関連などの売場の拡大・導入により競争力の強化を図った。また、WAONカードの獲得強化を図る一方、WAONボーナスポイント商品の販売強化などで利用促進の強化を図り、固定客づくりの推進に努めた。

収益構造の改革では、売上高総利益率の改善として、衣料を中心に季節商品の早期導入・早期処分を推進した。食品でも生鮮などの廃棄率改善の取り組みを進めるなど売価変更の削減に努め、低価格化を進めながら衣・食・住ともに利益を改善できた。

成長戦略の推進では、ネットスーパー事業で3月17日に札幌圏以外としては初出店となる旭川西店をスタートした。今後は他地域の中核都市への展開も検討する。並行して、既存のGMSの括りにとらわれない新モデル店舗の取り組みとして、5月28日に西岡店を開店した。徹底したローコストオペレーションを確立して初年度から黒字化させ、今後の出店戦略への布石とする。

通期は売上高1500億円(前期比0.2%減)、営業利益27億円(6.1%増)、経常利益20億5000万円(1.3%増)、当期利益10億円(4.9%増)を見込んでいる。

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