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ヤマダ電機/第1四半期売上高7.8%増、営業利益3.7倍

2010年08月05日 / 決算

ヤマダ電機が8月5日に発表した2010年3月期業績は、売上高4642億9800万円(前年同期比7.8%増)、営業利益140億5900万円(274.6%増)、経常利益174億5200万円(162.7%増)、当期利益86億600万円(149.9%増)となった。

売上高は数量ベースでは順調に伸びたが、一部に単価ダウンの影響があった。商品別では、テレビは前連結会計年度末に発生したエコポイント対象機種の基準変更に伴う駆け込み需要や前年の反動、販促の変更、2台目中小型需要の増加から、数量ベース、金額ベース共に堅調に推移した。

冷蔵庫、洗濯機、携帯電話、パソコン本体は好調に推移した。エアコンは前年のエコポイント開始の反動や季節的な要因により伸び悩んだ。健康意識の高まりから、空気清浄機や空気清浄機能付加湿器、イオン発生器等が好調に推移した。

消費者の地球環境問題、省エネなどの関心の高まりから、IHクッキングヒーター、エコキュート、太陽光発電システムなどが好調。

LABI新宿東口館など計4店舗開設し、テックランド日野店の1店舗をS&Bにより閉鎖し、期末店舗数は566店舗(直営店409店舗、連結子会社157店舗)となった。なお、非連結子会社・FC含むグループ店舗数総計は2171店舗。

通期の業績は、売上高2兆1170億円(5.0%増)、営業利益981億円(12.4%増)、経常利益1100億円(8.3%増)、当期利益588億円(5.1%増)の見通し。

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