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ジーンズメイト/第3四半期は最終赤字22億円

2010年12月17日 / 決算

ジーンズメイトが12月17日に発表した2011年2月期第3四半期業績によると、売上高は106億6600万円(前年同期比12.8%減)、営業損失10億8200万円(前期は6億7900万円の営業損失)、経常損失10億6000万円(6億5100万円の経常損失)、当期損失26億5300万円(7億5000万円の当期損失)となった。
秋物商品が中心となり冬物商品へ移行していく時期に、残暑が厳しく続き、非常に厳しい結果となった。一部のシャツ類やショートパンツ及び雑貨類などは一定の結果を残しているものの、中心となるべき羽織物や移行が始まる防寒商品群が振るわず。デニム5ポケットも依然として低調に推移した。
商品部門別売上高は、ボトムス部門8億5200万円(前年同期比22.7%減)、トップス部門15億1000万円(22.4%減)、小物部門6億8600万円(6.5%増)となった。
ハッピードア業態(雑貨・コスメなどのバラエティショップ)を中心に女性客の拡大に取り組んだ結果、女性客数は前年比21.6%増。また、さらなる新規顧客の開拓を目指し、低価格の衣料品や雑貨・アクセサリー類を展開する新業態「ワケあり本舗」のテスト運営を開始した。
出退店は、出店が1店舗、退店が5店舗、業態変更が1店舗あり、総店舗数は112店舗。なお、24時間営業店舗は、25店舗(すべてジーンズメイト業態)となった。
通期の業績は、売上高156億円、営業損失15億3000万円、経常損失15億円、当期損失32億円の見通し。

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