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大塚家具/12月期は入館手続き柔軟化で営業損失縮小

2011年02月22日 / 決算

大塚家具が2月18日に発表した2010年12月期決算によると、売上高569億1200万円(前年同期比1.7%減)、営業損失1億3200万円(前期は14億5100万円の営業損失)、経常利益3800万円(13億3700万円の経常損失)、当期損失2億5500万円(14億9000万円の当期損失)となった。
商品分類別売上高は、収納家具18億962万円、和家具2億8538万円、応接133億4024万円、リビングボード41億9965万円、学習・事務28億9105万円、ダイニング106億4994万円、ジュータン・カーテン47億5025万円、寝具134億7770万円、電気・住器20億971万円、単品13億7335万円、リトグラフ・絵画4649万円、その他20億1008万円となった。
入館手続きの柔軟化などのショールームの新しい運営方法を年間で実施し、来店客数の大幅増となった新宿と福岡の既存2店に加え、10月にオープンした銀座ショールームにも同様のオペレーションを導入した。9月から、新機軸のテレビCM等による広告キャンペーンを展開し、イメージの刷新を図った。 
新店舗戦略に則して、3月にポルトローナ・フラウ日本橋、9月に幕張ショールームを閉店して共に有明本社ショールームに統合(千葉県内での後継店舗を検討中)、12月に梅田ショールームを閉店して大阪南港ショールームに統合した(大阪市内での後継店舗を検討中)。
12月は、2011年2月オープンの立川ショールームへの移転に向けて多摩ショールームを閉店し、新店舗網構築は大幅に進捗した。
売上総利益は、円高傾向を背景とした商品開発と販売政策による売上原価率の低下が寄与し、310億6400万円(1.5%増)となった。
来期は、売上高583億5000万円(2.5%増)、営業利益9億7000万円(-)、経常利益11億2600万円(-)、当期利益6600万円(-)の見通し。

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