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サークルKサンクス/2月期は食品値入改善で営業利益22%増

2011年04月08日 / 決算

サークルKサンクスが4月8日に発表した2011年2月期決算によると、売上高1923億400万円(前年同期比0.9%減)、営業利益185億7100万円(22.2%増)、経常利益174億7700万円(19.6%増)、当期利益71億6500万円(29.0%増)となった。チェーン全店売上高は9231億8500万円(2.3%増)。
平均日販は47万4000円(7000円減)、平均客数817人(21人減)、平均客単価580円(6円増)、全店平均日販は47万1000円(1000円減)、新店平均日販43万1000円(1万7000円増)。
エリアフランチャイザーを除く、サークルKサンクスの商品別売上高は、ファースト・フード1447億2600万円(0.5%減)、生鮮食品1073億8700万円(1.3%減)、加工食品2443億1500万円(1.9%減)。非食品3026億4700万円(1.3%減)、サービス559億32000万円(11.3%増)。
猛暑効果で売上好調となった夏場以降も、10月の増税値上げに伴いたばこの売上が伸長したほか、ファーストフード、デイリーフーズなどの商品カテゴリー売上も回復傾向を示した。
商品の平均値入率(単体ベース)については、値入率の低いたばこやサービス商品の売上高や売上構成比が伸長したものの、ファーストフードや生鮮食品、加工食品などカテゴリー毎の値入率が大幅に改善しその売上も好調に推移したことから、前期実績を0.05%上回る27.69%となった。
出店数は325店(内、みんなのイチバは2店舗)、閉店数は282店(内、みんなのイチバは9店)となり、期末店舗数は43店舗純増の5445店(内、みんなのイチバは61店)となった。非連結のエリアフランチャイザーを含むグループの合計店舗数は6335店舗だった。ドラッグストアをチェーン展開するココカラファインとの共同出店も開始し、業務提携の取り組みを進めた。
来期は、売上高1887億9000万円(1.8%減)、営業利益184億円(0.9%減)、経常利益175億円(0.1%増)、当期利益47億8000万円(33.3%減)の見通し。

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