流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





丸井グループ/4月~6月は小売事業好調で営業利益55%増

2011年08月05日 / 決算

丸井グループが8月5日に発表した2012年3月期第1四半期決算によると、売上高976億6300万円(前年同期比1.2%増)、営業利益36億6100万円(55.4%増)、経常利益36億円(63.5%増)、当期利益20億5200万円(111.4%増)となった。
小売事業では、お客の潜在ニーズに対応するためPB商品の開発をすすめた。快適性や機能性に徹底的にこだわりお客と一緒につくった新PB「はき心地上級パンプス」が大変好評となるなど、ニーズ対応を進めた商品の拡大により、婦人靴や婦人鞄のPB商品売上が高伸長した。
今後、婦人アパレルや紳士雑貨などにカテゴリーを広げ、新PBの品揃えの拡充で、新たな需要の創造を実現する。
店舗ではサイズへの要望や品揃えの対応など、お客ニーズの具現化に向けた独自の取組みを継続してすすめるとともに、WEBサイトでの店別在庫照会サービスの充実やEメールを活用した各ショップからのタイムリーな情報発信など、店舗とWEBの連携による施策を実施した。
4月に「京都マルイ」を四条河原町に開店した。「京都マルイ」はこれまで取り組んできた「お客様の声に基づく」店づくりを進化させ、「お客様と一緒につくる」店づくりをすすめた。
利益面では、新店の開店費用はあったものの、既存店舗の設備費や運営コストを見直し収益確保につとめた結果、小売事業は増収増益となった。
通期は、売上高4150億円(2.1%増)、営業利益160億円(8.1%増)、経常利益155億円(10.0%増)、当期利益85億円(-)の見通し。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧