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カネ美食品/3月期は不採算店舗閉鎖で営業利益5.4%増

2011年05月19日 / 決算

カネ美食品が5月13日に発表した2011年3月期決算によると、売上高は814億8800万円(前年同期比0.6%減)、営業利益28億3000万円(5.4%増)、経常利益30億700万円(5.7%増)、当期利益16億3800万円(7.4%増)となった。
テナント事業の売上高は397億5100万円(1.4%増)、営業利益は21億2600万円(30.1%増)だった。
総合惣菜店舗3店、寿司専門店舗1店、洋風惣菜店舗3店の計7店を出店、既存の総合惣菜店舗13店の改装を行い、売場の鮮度を意識した場面作りに努めた。総合惣菜店舗6店、寿司専門店舗9店の閉鎖により、期末店舗数は、前期比8店減少の303店となった。
きめ細やかな店舗運営に努め、労務費、製造経費の低減を図るとともに、時間帯ごとの売れ筋を把握することでチャンスロス、値引きロス、廃棄ロスの抑制に努めた。、不採算店舗の撤退効果もあり増益となった。
外販事業の売上高は410億1300万円(2.7%減)、営業利益は7億1200万円(30.2%減)だった。
コンビニエンスストアへの納品量が伸び悩む中、新規関連として関西地区のジェイアール西日本デイリーサービスネット、関東地区の日本レストランエンタプライズのそれぞれが運営するJR駅構内店舗への納品を開始し、新たな取引拡大に努めた。
商品面では、サークルKサンクスの「おトク、なっトク、なるほど!弁当シリーズ」やお値打ち弁当の「お手ごろシリーズ」等、お買い得でボリューム感のある新商品の投入をした。
来期は、売上高816億3800万円(0.1%増)、営業利益29億4300万円(4.0%増)、経常利益30億3400万円(0.8%増)、当期利益16億4500万円(0.4%増)の見通し。

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