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スターバックス/4月~6月は円高で営業利益8.1%増

2011年08月05日 / 決算

スターバックスコーヒージャパンが8月5日に発表した2012年3月期第1四半期決算によると、売上高257億5100万円(前年同期比2.3%増)、営業利益22億3600万円(8.1%増)、経常利益22億9700万円(5.6%増)、当期利益12億5800万円(前期は10億4300万円の当期損失)となった。
新商品は、ビバレッジでは豆乳を使用した新製法の「ソイストロベリークリームフラペチーノ」が、フードでは「グレインブレッドBLT&エッグ」「ソイストロベリーケーキ」「VIA×キャラメルシフォンケーキ」などが好評だった。
店舗展開では、イオンレイクタウン内で5店舗目となった「越谷レイクタウンアウトレット店」やブック&カフェをコンセプトにした「LUCUAosaka店」等を出店した。
14店の新規出店(うちライセンス1店)、2店の退店(いずれも直営店)を行った結果、期末店舗数は924店(うちライセンス35店)となった。
売上総利益は191億4500万円(4.4%増)となり、売上総利益率は74.3%(1.4ポイント増)となった。売上原価で、コーヒー豆の価格高騰による原価率上昇の影響があったものの、為替が円高に推移したこと等によるもの。
店舗環境や人材への投資拡大による経費の増加等により、販売費・一般管理費率が65.7%(1.1ポイント増)となったものの、売上総利益の増加がこれを上回ったため、増益となった。
通期は、売上高1030億円(1.4%増)、営業利益57億5000万円(9.2%減)、経常利益59億5000万円(9.6%減)、当期利益29億円(152.8%増)の見通し。

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