流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





スターバックス/3月期は積極出店で増収減益

2011年05月12日 / 決算

スターバックスコーヒージャパンが5月12日に発表した2011年3月期決算によると、売上高は1015億7600万円(前年同期比4.6%増)、営業利益63億3000万円(1.7%減)、経常利益65億8500万円(0.8%減)、当期利益11億4700万円(65.7%減)となった。
主な商品は、4月から発売を開始したプレミアムスティックコーヒー「スターバックスヴィアコーヒーエッセンス」、ビバレッジでは、日本の季節感を取り入れた「YUZUグリーンティーフラペチーノ」や「クレームブリュレマキアート」、「キャラメルエクレールラテ」等が、フードでは「グレインブレッドチキン&エッグ」や、「フィローネホリデーチキン」、「バニラシフォンケーキ」、「ホワイトザッハトルテ」等が好評だった。
「福岡大濠公園店」(LEED認証取得)等の環境配慮型店舗や、「徳島駅クレメントプラザ店」、「青森ELM店」、「山形エスパル店」等、未出店であった県への出店を積極的に行った。
46店の新規出店(うちライセンス2店)、11店の退店(いずれも直営店)を行い、期末店舗数は912店舗(うちライセンス34店舗)となった。
サービスと品質向上のための人材への投資による人件費の増加や戦略的な広告宣伝費支出の増加等により、販売管理費が増加し減益となった。
来期は、売上高1030億円(1.4%増)、営業利益57億5000万円(9.2%減)、経常利益59億5000万円(9.6%減)、当期利益29億円(152.8%増)の見通し。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧