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マツモトキヨシHD/4~12月は売上高1.3%増、営業利益24.3%増

2012年02月10日 / 決算

マツモトキヨシホールディングスが2月10日に発表した2012年3月期第3四半期決算は、売上高3265億1100万円(前年同期比1.3%増)、営業利益132億8800万円(24.3%増)、経常利益145億3800万円(20.0%増)、当期利益69億9800万円(80.9%増)となった。

関東地域を中心にグループとして68店を出店し、78店で改装を実施し、スクラップ&ビルドを含め将来業績に貢献の見込めない31店を閉鎖した。

第1四半期は、花粉飛散量の増加に伴う関連商材の伸長、夏の節電需要に対応した冷却商材・制汗剤やシーズン商品の販売増加など、好調に推移した。

第2四半期は、6月から引き続き、節電需要に対応した関連商材や気温上昇に伴う熱中症対策商品が好調に推移した一方、8月の気温・天候要件から夏後半におけるシーズン商品の不振などにより苦戦を強いられた。

第3四半期は、10月下旬から11月下旬までの約1ヶ月間は昨年よりも高温で推移したため、期初から順調な動向を示していたシーズン商品の販売が鈍化したが、12月に入り低温傾向となったことから、総合感冒薬やマスク、使い捨てカイロや暖房小物、スキンケア商品などのシーズン商品が好調に推移し、調剤併設店舗及び処方箋枚数の増加に伴い調剤売上も増加した。

通期は、売上高4500億円(5.1%増)、営業利益166億円(7.2%増)、経常利益184億円(5.2%増)、当期利益89億円(22.1%増)の見通し。

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