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マツモトキヨシHD/3月期はM&Aで増収増益

2011年05月18日 / 決算

マツモトキヨシホールディングスが5月18日に発表した2011年3月期決算によると、売上高4281億8400万円(前年同期比9.0%増)、営業利益154億9100万円(3.9%増)、経常利益174億9700万円(3.8%増)、当期利益72億9100万円(0.1%増)となった。
第4四半期は、例年と比較して花粉の飛散量が大幅に増加し、それらにいち早く対応すべく花粉症コーナーの早期展開や関連商品(一般用医薬品・雑貨アイテム)の拡充を図り、売上が大きく伸長した。
新規出店による寄与、付加価値のあるプライベートブランド商品の拡充、M&Aによる子会社化などにより、売上高は前年同期と比較して大幅に増加した。
徳島・山口への初出店を含めグループとして78店を出店。重点施策として、既存店の改装を104店で実施し、スクラップ&ビルドを含め41店を閉鎖した。期末グループ店舗数は、1213店舗となった。
販売費・一般管理費は、効率的かつ効果的な販売促進活動から広告宣伝の抑制、店舗運営の効率化を図ったが、前年同期に比較して、新たに3社を連結したことに伴う費用増加などから1037億3800万円(11.8%増)となった。
来期は、売上高4500億円(5.1%増)、営業利益166億円(7.2%増)、経常利益184億円(5.2%増)、当期利益89億円(22.1%増)の見通し。

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