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アインファーマシーズ/5~1月は売上高10.7%増、営業利益29.4%増

2012年02月29日 / 決算

アインファーマシーズが2月29日に発表した2012年4月期第3四半期決算は、売上高1053億8900万円(前年同期比10.7%増)、営業利益73億7000万円(29.4%増)、経常利益75億8400万円(31.6%増)、当期利益36億7400万円(25.8%増)となった。

医薬事業の売上高は、938億2300万円(11.9%増)、営業利益88億100万円(22.2%増)と増収増益を確保した。

調剤薬局既存店は、堅調な来局患者数推移と処方日数の長期化に伴う処方箋単価の上昇により、売上、利益とも前年を上回る水準で推移した。

子会社を含めグループ全体で新規出店とM&Aを強力に推進しており、全国各地に営業基盤を構築した。

2012年度調剤報酬改定では、薬価の引き下げやジェネリック医薬品の更なる普及推進策が含まれており、改定以後、調剤薬局事業は全般的に減収となる見通し。

グループとしては、事業規模の拡大による営業基盤の強化、調剤業務のオートメーション化や標準化による労働生産性の向上、ジェネリック医薬品専門卸である子会社ホールセールスターズを中心とした医薬品のグループ流通体制等により、隔年実施の調剤報酬改定に継続性をもって対応するという。

M&Aを含め、グループ全体で合計35店を出店、8店を閉店した結果、グループにおける薬局総数は475店となった。

通期は売上高1430億円(10.5%増)、営業利益96億7000万円(19.3%増)、経常利益95億円(15.7%増)、当期利益48億5000万円(23.8%増)の見通し。

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