TSIホールディングス/2月期は当期損失271億円
2012年04月13日 / 決算
TSIホールディングスが4月13日に発表した2012年2月期決算は、売上高1477億9900万円、営業損失68億5600万円、経常損失122億5400万円、当期損失271億5800万円となった。
傘下の東京スタイルグループとサンエー・インターナショナルグループが、商品販路の拡大、プレスルームの集約、一部管理業務の一元化など、経営資源の共有による経営統合のシナジー実現に注力し、グループ各社が連携を強化して積極的に事業を展開した。
売上高は概ね計画通りとなった。損益面では、一部子会社の棚卸資産評価率の見直しによる売上原価の増加をはじめ、M&Aに伴うのれん代の償却負担の増加、新ブランド開発や広告宣伝の強化など先行投資を実施したことにより、営業損失となった。
営業外費用として投資有価証券評価損56億6500万円を計上したこと等により、経常損失となった。
負ののれん発生益40億3900万円を含む49億5200万円の特別利益を計上し、営業用資産の減損やのれんの評価替えに伴うのれん償却を含む170億5100万円を特別損失に計上したことにより、当期損失が拡大した。
来期は売上高1990億円、営業損失2億円、経常利益3億円、当期損失33億円の見通し。
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