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ダイエー/2月期は売上高2.1%減、当期損失243億円

2014年04月08日 / 決算

ダイエーが4月8日に発表した2014年2月期決算は、売上高8136億4400万円(前年同期比2.1%減)、営業損失74億9300万円(前期は26億8300万円の営業損失)、経常損失93億3900万円(36億7400万円の経常損失)、当期損失243億3000万円(36億9300万円の当期損失)となった。

小売事業は、シェアの奪取と生産性の向上の2つの経営課題に取り組んだ。シェアの奪取では、女性の社会進出、世帯構成人数の減少、高齢者の増加などに伴う消費行動の変化に対応した。

イオングループのノウハウを活用することにより、専門性の高い商品、売場、サービスの実現にも努めた。商品代金の精算にかかる時間の短縮や精算手段の多様化に対応するため、イオンが発行する前払い式電子マネー「WAON」の導入を始めた。

9月にダイエー相武台店(神奈川県)を出店したほか、DS(ディスカウントストア)を展開する子会社のビッグ・エーが、12月に葛飾東立石店(東京都)を小型店のモデルとして出店するなど、SM(スーパーマーケット)とDS(ディスカウントストア)を10店、出店した。

婦人服販売業を営む子会社のロベリアを始めとした専門店を展開する子会社でも、イオングループのショッピングセンター内などへ37店を出店した。

来期は、売上高8300億円、営業利益20億円、経常利益0円、当期損失60億円の見通し。

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