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AOKI/4~12月は売上高3.5%増、営業利益6.9%減

2015年02月06日 / 決算

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AOKIホールディングスが2月6日に発表した2015年3月期第3四半期決算は、売上高1274億500万円(前年同期比3.5%増)、営業利益85億8400万円(6.9%減)、経常利益85億2000万円(11.5%減)、当期利益50億600万円(8.8%減)となった。

ファッション事業の売上高は734億3700万円(4.2%減)、営業利益は21億6800万円(55.6%減)となた。新規出店効果やレディスフォーマルは好調に推移したものの、消費税率引き上げに伴う消費マインドの低下や就職活動時期の後ろ倒しの影響があった。

AOKIでは、信州大学との産学協同開発商品「ビシットふわり羽織るスーツ」や特殊フィルム加工に撥水機能を加えた「温(ぬく)もりコート」などの高付加価値商品を中心とした核商品の提案を強化するとともに、レディス商品などの好調品種の品そろえを強化した。

営業面では、商品を軸とした販促施策やスタイリスト制度の深耕等により収益力の強化に努めた。店舗面では、期初からの累計で33店を新規出店する一方、移転による2店舗を閉鎖した結果、期末店舗数は552店(前期末521店)となった。

ORIHICA(オリヒカ)は、メンズ、レディスともにビジネスとビジカジスタイルの核商品を磨き上げ、上質感とバリエーションを訴求した。

店舗面では、ドミナント化を推進し期初からの累計で10店を新規出店した結果、期末店舗数は141店(前期末131店)となった。

通期は、売上高1839億7000万円、営業利益180億円、経常利益179億5000万円、当期利益98億円の見通し。

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