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AOKI/3月期は売上高2.4%増、営業利益6.7%減

2015年05月08日 / 決算

AOKIホールディングスが5月8日に発表した2015年3月期決算は、売上高1838億500万円(前年同期比2.4%増)、営業利益190億2800万円(6.7%減)、経常利益189億1400万円(9.4%減)、当期利益101億8500万円(4.7%減)となった。

ファッション事業は、新規出店効果やスーツの1品単価の上昇とレディス商品は堅調に推移したものの、消費税率引き上げ前の駆け込み需要の反動や消費マインドの低下などにより、売上高は1126億7500万円(3.5%減)、営業利益は107億7300万円(23.9%減)となった。

AOKIでは、信州大学繊維学部との産学協同開発商品をはじめとする高付加価値商品や、年々拡大している女性客に向けたレディスフォーマルの提案をテレビCMなどの媒体を活用することにより強化した。

就職活動時期の変更に伴う「就活新スタイル」をマイナビスチューデントと共同で提案した。営業面では、「あなたのスタイリストAOKI」を訴求しスタイリスト制度を更に深耕すること等により営業力を強化した。

山形県への初出店を含め39店を新規出店する一方、移転などによる3店を閉鎖した結果、期末店舗数は557店(前期末521店)となった。

ORIHICA(オリヒカ)は、メンズ、レディスともにビジネス及びビジカジスタイルの核商品を磨き上げ、上質感とバリエーションの豊富さを訴求した。ORIHICAならではのコラボ商品の企画やキャンペーンを実施し来店促進を図った。

ショッピングセンターを中心に11店を新規出店する一方、1店を閉鎖した結果、期末店舗数は141店(前期末131店)となった。

来期は売上高1926億2000万円、営業利益200億円、経常利益199億円、当期利益113億円の見通し。

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