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千趣会/1~3月は営業損失18億円

2015年04月24日 / 決算

千趣会が4月24日に発表した2015年12月期第1四半期決算は、売上高310億8600万円(前年同期比16.5%減)、営業損失18億1700万円(前期は10億1200万円の営業利益)、経常損失17億1900万円(10億5900万円の経常利益)、当期損失11億6400万円(5億4600万円の当期利益)となった。

カタログとインターネットを中心とする通信販売事業の当第1四半期連結累計期間の売上高は275億5800万円(18.0%減)となった。

昨年の消費増税前の駆け込み需要がなくなったこと、加えて消費増税後の消費マインドの冷え込みが長期化していることにより、売上は昨年よりやや低い水準で推移した。

昨年2月に行ったクロスメディアプロモーションを中止したことに加え、優良会員向け販促施策の変更を今年度より実施したが奏功しなかったこともあり、施策の移行期である第1四半期に想定以上に購入の後押しが弱まり、売上減少の一因となった。

利益面は、販売費・一般管理費は削減したが、円安による仕入原価率の上昇を補えず、営業損失は16億8600万円(前年は8億9000万円の営業利益)となった。

通期は、売上高1460億円、営業利益32億円、経常利益35億円、当期利益20億円の見込み。

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