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アインファーマシーズ/4月期は売上高10.4%増、営業利益13.2%増

2015年05月27日 / 決算

アインファーマシーズが5月27日に発表した2015年4月期決算は、売上高1879億400万円(前年同期比10.4%増)、営業利益114億5200万円(13.2%増)、経常利益116億9700万円(10.5%増)、当期利益61億9700万円(17.8%増)となった。

医薬事業の売上高は1690億6300万円(11.6%増)、営業利益は144億4900万円(13.1%増)となった。調剤薬局部門は、ジェネリック医薬品の普及が進む一方、新薬の採用増と処方日数の長期化に伴い、既存薬局における処方箋1枚当たりの売上高は、引き続き増収傾向で推移した。

門前型と医療モール型を中心とした調剤薬局の新規出店及びM&Aを活用し、事業規模の拡大を推進した。2月には静岡県を中心として調剤薬局52店を展開するメディオ薬局(静岡県沼津市)の子会社化を実施するなど、全15社の調剤薬局事業会社が新たにグループに加わった。M&Aを含め159店の出店と21店の閉店により、グループ調剤薬局総数は754店となった。

物販事業の売上高は178億300万円(1.0%減)、営業利益は1億1700万円(394.7%増)となった。ドラッグストア部門は、同業間による同質化競争、業種間を超えた統合・再編による競合に加え、医薬品のインターネット販売に対する制度変更等により、なおも厳しい市場環境が続いた。

都市型ドラッグストア「アインズ&トルペ」の出店を継続的に実施した。「アインズ&トルペ」の形態により、三宮ユザワヤ店(神戸市中央区)、小山駅店(栃木県小山市)、東区役所前店(札幌市東区)を新規出店し、駅前好立地での店舗拡大を進めるとともに、郊外型店舗を中心に6店を閉店し、ドラッグストア店舗総数は56店となった。

来期は、売上高2182億8000万円、営業利益134億円、経常利益137億円、当期利益72億3000万円の見通し。

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