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西松屋チェーン/3~5月は売上高3.1%増、営業利益35.3%増

2015年06月19日 / 決算

西松屋チェーンが6月19日に発表した2016年2月期第1四半期決算は、売上高348億1000万円(前年同期比3.1%増)、営業利益22億4100万円(35.3%増)、経常利益22億9100万円(34.3%増)、当期利益14億1800万円(42.4%増)となった。

継続して新規出店を行った結果、当期の新規出店は11店となった。一方で不採算店舗の閉店やリプレースも積極的に進め、6店を閉鎖した。期末の店舗数は879店となった。

商品別の売上高の動向は、4月下旬から連休期間中を通じて好天と気温上昇に恵まれたことに加え、実需ピークにあわせた納期管理の徹底が効果を発揮し、アウトウェアや実用衣料の肌着・パジャマなどの夏物衣料が一気にピークを迎え、衣料部門は好結果を得た。

雑貨部門も、調乳・衛生雑貨や服飾雑貨などが好調なほか、全般的に順調に推移した。

売上総利益は、当初価格での販売増により値下げロスが抑制され、5.5%増と売上の伸びを上回り、売上総利益率も0.8%増と前年を上回った。

販売費・一般管理費は、継続して広告宣伝費や物流費、その他固定費の削減に取り組んだ。

通期は、売上高1350億円、営業利益65億8000万円、経常利益67億5000万円、当期利益40億8000万円の見通し。

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