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セブン&アイ/3~5月は売上高2.1%減、利益は過去最高

2015年07月07日 / 決算

セブン&アイ・ホールディングスが7月7日に発表した2016年2月期第1四半期決算は、売上高1兆4407億8200万円(前年同期比2.1%減)、営業利益818億5600万円(5.6%増)、経常利益811億8100万円(5.0%増)、当期利益422億2800万円(6.9%増)となった。

グループのプライベートブランドである「セブンプレミアム」やグループ各社のオリジナル商品は、新商品の開発を推進するとともに既存商品のリニューアルを計画的に実施することで、品質の向上と新しい価値の提案を図った。

「セブンプレミアム」の売上は2370億円(22.2%増)となり、年間計画1兆円に対して順調に推移した。

「成長の第2ステージ」に向けたグループ横断的な取り組みとしてオムニチャネル戦略を推進しており、第1四半期では、10月の本格稼働に向けた商品開発やECサイトなどのシステム構築、物流などの事業基盤の整備に注力した。

売上高は主に原油安に伴うガソリン価格の下落により、北米コンビニエンスストア事業でのガソリン売上が1092億円減少したことにより減収となった。

営業利益は主にコンビニエンスストア事業と金融関連事業の増益がけん引し増益となった。第1四半期における営業利益、経常利益、当期利益はそれぞれ過去最高の数値を達成した。

セブン‐イレブン・ジャパンと7-Elevenにおける加盟店売上を含めた「グループ売上」は、2兆5451億8900万円(同3.3%増)となった。第1四半期における為替レート変動に伴う影響により、営業収益を604億円、営業利益を10億円押し上げた。

通期は、売上高6兆4000万円、営業利益3730億円、経常利益3680億円、当期利益1930億円の見通し。

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