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セブン&アイ/3~8月は売上高0.3%減、営業利益3.1%増の1724億円

2015年10月08日 / 決算

セブン&アイ・ホールディングスが10月8日に発表した2016年2月期第2四半期決算は、売上高2兆9949億9200万円(前年同期比0.3%減)、営業利益1724億5900万円(3.1%増)、経常利益1706億8600万円(前年同期比2.1%増)、当期利益845億2100万円(0.7%増)となった。

お客の心理変化を捉えた付加価値の高い商品や地域の嗜好に合わせた商品の開発、接客力の向上に取り取り組んだ。

グループのプライベートブランドである「セブンプレミアム」やグループ各社のオリジナル商品は、新商品の開発を推進するとともに既存商品のリニューアルを計画的に実施することで、品質の向上と新しい価値の提案を図った。

「セブンプレミアム」の売上は4940億円(22.9%増)となり、年間計画1兆円に対して順調に推移した。

「成長の第2ステージ」に向けたグループ横断的な取り組みとしてオムニチャネル戦略を推し、11月に新たな統合ポータルサイト「omni7(オムニセブン)」をオープンする。

売上高は主に原油安に伴うガソリン価格の下落により、北米コンビニエンスストア事業でのガソリン売上が2001億円減少したことにより、減収となった。

利益面は、主にコンビニエンスストア事業の好調な業績が、スーパーストア事業などの苦戦を補った。営業利益、経常利益とも、それぞれ過去最高の数値を達成した。

海外子会社連結時の為替レート変動に伴う影響により、営業収益を1457億円、営業利益を40億円押し上げた。

セブン‐イレブン・ジャパンと7-Eleven,Inc.における加盟店売上を含めた「グループ売上」は、5兆3102億2700万円(4.5%増)となった。

通期は、売上高6兆1500億円、営業利益3670億円、経常利益3620億円、当期利益1830億円の見通し。

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