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クロスプラス/2~10月は売上高2.5%増、営業利益4億2600万円

2015年12月11日 / 決算

クロスプラスが12月11日に発表した2016年1月期第3四半期決算は、売上高545億3300万円(前年同期比2.5%増)、営業利益4億2600万円(前期は16億8200万円の営業損失)、経常利益5億1900万円(15億8800万円の経常損失)、当期利益10億4300万円(16億1600万円の当期損失)となった。

収益基盤の確立を目指し、主力である当社製造卸売事業では利益重視の仕組の再構築による収益性の向上に取り組んだ。SPAグループではヴェント・インターナショナルの事業構造の見直しに努めた。

製造卸売グループでは、売上高は専門店向けへの売場提案型のトータル企画が拡大したこと、無店舗向けへの単品商品の販売を強化したことで、482億8400万円(6.0%増)と増加した。

利益面は仕入れ販売管理の強化による採算性の低い商品の見直しや商品在庫回転の向上により粗利益額が増加した。

外部出荷の内製化や中国での物流加工に取組んだことによる物流費の削減により、営業利益は改善した。

SPAグループでは、グループ経営の効率化を目的として、ヴェント・インターナショナルのリズリサ事業を10月16日に譲渡し、2016年1月31日で同社の解散を予定している。このような状況から、売上高は63億6600万円(17.5%減)と減少したが、営業損失は大幅に縮小した。

通期は、売上高725億円、営業利益1億円、経常利益2億円、当期利益4億円の見通し。

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